6節・6P


 6時頃、太陽の光で、彩子は目を覚ました。

「眩しい!」

 彩子は目をこすりながら、上半身を起こした。

「あ、千絵、まだしてたの?!」

 眠い目をこすりながら、テーブルに向かって千絵の様子を見た。

「すごく進んでるじゃない」

 千絵のしていた数学の問題集を取り上げると、驚いた。寝る前は最初の方をしていたのに、もう終わりの方まで進んでいた。

「静かだったから、思った以上にはかどったわ」

「これ見せて」

「ダメよ、今している所よ」

「いいじゃない、他の教科をすればいいじゃない」

 彩子はすねた。しょうがないので、他の宿題を見せて貰うことにした。千絵の国語の問題集を開くと、その答えを自分の問題集に書き込んでいった。

 そのころパパも起きてきた。

「まだ、起きてたのか?頑張ってるな」

「そうでしょ。私、朝まで一睡もしてないから」

 その彩子の発言に、千絵は驚いて彩子の顔を見た。


前ページ
次ページ

目次
粗筋(トップページ)

パソコン・トップページ