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「これから、何処行こうか?」

 2人は抱き合った状態で、見つめ合いながら話しした。

「え!広瀬君、寝てないのに大丈夫?」

「1日くらい寝なくっても大丈夫だよ」

「大丈夫じゃないよ。私みたいに体調悪くなったら困るから少しでも寝て。そして今度は私が広瀬君の寝顔をずっと見ていたいから」

「判ったよ。じゃ、少しだけ寝るよ」

 そう言うと早苗に笑顔を向けた。広瀬がベットに横になり、寝ようとしている横で、早苗はジーッと寝顔を見ていた。

「見られていると何か寝れないよ」

「え!ずーっと広瀬君の顔見ていたいな」

「チョッとだけ離れていてくれないか」

「うん判った。チョッとだけ離れている。でも広瀬君が眠ったら、そのときはジーと見ているからね」

 そう言うと笑顔を見せて、離れた。

 昼頃、広瀬は目を覚まし、目を開けると早苗はジーと寝顔を見ていた。広瀬は早苗を確認すると笑顔になった。

「こいつ〜」

 それに合わせて早苗も笑顔になった。広瀬は早苗が朝したように、ベットの横で座っている早苗を抱き寄せ、強く抱きしめるとキスをした。このとき早苗は最高に嬉しかった。いつまでも、いつまでもキスをした。

「さ〜、出かけようか?」

「何処行く?」

「何処行こうか?」

 話しがまとまらないうちにホテルを出た。

 

 2人はバナナボートを楽しんだ。バナナの形をした浮きの上に早苗と広瀬は座り、広瀬は後ろから早苗が落ちないように、ギュ〜と抱きしめていた。そして、このとき広瀬は、早苗を思いっきり抱きしめ、早苗の感触を感じながら、ある事を決意していた。

 結構なスピードで走るバナナボートに2人は思いっきり笑い、思いっきり楽しみ、2人は大きな声を出して笑った。長い事、大きな声を出して笑う事がなかったので、久しぶりに感じた楽しさだった。早苗は後ろから広瀬に抱きしめられて、守られていると言った感覚と安心感を感じていた。このとき、この人と死ぬまで一緒に居たい、そう心の底から思っていた。

 

 2人はバナナボートから降りた後も、笑い転げていた。そしてそのまま砂浜に寝ころんだ。綺麗な海と、綺麗な空を眺めていると幸せな気持ちになる。

「ここで一生暮らせると楽しいだろうね」

 早苗は本当に楽しかったのだ。広瀬も腹の底から笑っていた。

「ここで一生、一緒に暮らそう」

「え!」

 早苗は一緒に暮らしたいと思っていたが、いざそう言われると現実を直視できなかった。

「でも?!」

「こんなに2人は愛しているんだし、親の反対なんて関係ないよ。2人で駆け落ちしよ」

「うん」

 広瀬の後押しと共に早苗は最高の笑顔を浮かべた。

「広瀬君、本当にありがとう。私は世界で最高に幸せな女の子」

 そう言うと真っ青な空の下の、真っ青な海に向かって走っていった。それを追っかけるように広瀬も走った。2人が海にはいると、大きな波が2人目掛けて向かってきた。そして2人は笑い転げ、笑顔を見せ、思いっきりはしゃいだ。 


おわり
最後まで、読んで頂き有難うございました。

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