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千絵と彩子は、すでに中学生になっていて、同じ中学に通っていた。千絵はパパが行方不明になって以来1度も会っていない。小学生の頃は明るかったのに、すっかり暗くなり、あまり喋らなくなっていた。
両親を失ったのと引き替えに、不幸な生活から脱出出来、いい生活をすることが出来るようになったが、豪邸のパパやママとの生活には馴染めてない。実の親ではないので、遠慮がちで、欲しい物や言いたいことは言えないのだ。
道路の横の緑の並木道は、紺の制服を着た生徒の行列が出来ていた。その行列の中に2人の姿があった。千絵は少し下を向いて歩いていた。
「昨日の数学のテスト難しかったよね」
「私、点数悪いかもしれない」
「今日の国語のテストも難しかったらどうしよう」
2人は仲良く坂を上った。坂を上った先に校門がある。緑に覆われた学校で、少し高台に立っているので、教室の窓からは芦屋の海が見える。授業が退屈なときは、よく教室からボーと海を眺めていた。
点数が悪いと言っても、2人とも成績は優秀な方だ。
今日のテストは思ったほど難しくなく、3時間のテストが終わり、テスト期間も終了した。 「はい、テスト集めて」
テストを後ろの席の人が集めた。
「あー。やっとテスト終わった」
彩子は座ったまま、伸びをした。千絵の方を見ると、千絵はうつむいたままだ。成績はいいのだが、暗かった。
千絵はテストが終わっても家で勉強していた。
「コンコン」
「はい」
ドアが開き、彩子が入って来た。
「あ、勉強してたのね。もうテスト終わったのよ」
「何?」
千絵は笑顔を見せずに、彩子に冷たく言った。
「トランプしようと思って。でも勉強しているなら、今度でいいよ」
千絵は元気がなかった。
「あー、この服いつ買ったの?」
「小遣い貯めて買ったのよ」
ハンガーに3着掛かっている服を見て、彩子が言った。
「ちょうだい、これ」
「えー!ダメよ」
彩子は服も沢山持っている。それなのに、千絵は3着しかなく、小遣いを貯めて、やっと買った服だ。それを、簡単にちょうだいと言う事に、腹が立った。それだけ言うと、彩子は部屋から出ていき、暫くすると、戻ってきた。
「これ、あんた欲しいって言ったのあげる」
彩子は自分の服を持ってきて、ベットの上に置いた。
「そんなこと言ったっけ?」
「この前言ったじゃない。これと交換して」
「ダメよ。まだ一回しか着てないのよ」
彩子は強引に千絵の服を持っていった。いつの頃からか、彩子は千絵の物を欲しがるようになった。彩子が出た後、千絵は泣いた。居候している立場なので強い事が言えず、いつも負けている事が悔しかったのだ。
ある日、千絵は夜、勉強を終え、部屋の奥にある風呂から出てきた。髪をタオルで拭きながら、2階の廊下を歩き、自分の部屋に向かっていた。廊下を歩いていると、リビングのソファーに座っているパパとママの喋り声が耳に入った。
「あの子、いつまで面倒見るの?」
ママの声だった。
「あの子のお父さんが戻ってくるまでだよ」
「でも、いつ戻ってくるか判らないわよ。もう3年にもなるのに、何の連絡もないし、もしかしたら、自殺してるかもしれないわ」
その言葉を聞いて千絵は真っ青になり、2人に気づかれないように身を隠した。
「あの年で追い出すのは可愛そうだよ」
「孤児院に連れて行くのは、どう?」
千絵は不安になってきた。
「あの子、1人育てるくらい、たいした出費でもないだろう」
パパは怒った口調でママに言った。
「まあ、そうだけど」
千絵は2人に気づかれないように静かに廊下を歩き、静かにドアを開けると、部屋に入り電気も付けずにベットに潜り、布団を頭からかぶった。ママがあんな風に考えていたなんて、ショックだった。普段は優しく接してくれるママが、本当は自分を邪魔扱いしている事に気づいたのだ。孤児院に連れて行かれたらどうしよう。自分に安住の地など無いことに気づいた。
「パパ早く帰ってきて。そして私を迎えに来て」
それが一番の頼りの綱だった。泣きながらお願いした。
「それとも彩子のママが言っていた通り、パパ死んじゃったの?」
3年も何の連絡もないし、死んでいるように思えてきて、考えれば考えるほど悲しくなってくる。
「全ては田中さんが失踪したのが原因なのよ。田中さんが借金を背負って、どうして私の家族が犠牲にならないと行けないの。あのとき、パパが保証人にならなければ、こんな事にはならなかったのに。あのことで、家族はむちゃくちゃになった」
幸せだった頃を思い出すと、悔しくなってくる。田中さんのせいで家族がむちゃくちゃになったことを考えると、腹が立て来る。でも、もう過ぎた人生は戻ってこないのだ。また枕を濡らして、眠りについた。寝ているときが一番幸せなのかもしれない。
この日も千絵は学校から帰ってくると、1人で部屋で勉強していた。段々雨が激しくなり、雨が窓をつたっていた。
「雨の日は憂鬱だね」
窓の方を見て暗い表情を浮かべていると、閃光が走った。そして閃光と共に雷が鳴った。
「キャー、助けて」
叫ぶと共に、布団の中に潜った。閃光と共に、あのときのパパの姿が鮮明に蘇った。黒いレインコートを着て、うつむき加減のパパの姿だ。
「怖い」
千絵は異常に怯えた。パパと別れてからは、雷がトラウマになってしまい、異常に怖がるようになった。何か悪い事が起きる前兆のように思えたのだ。また何か不吉なことでも、起こるのではないかと不安になった。布団の中でぶるぶる震え、歯はガチガチ言い、震えが停まらない。あのときの事は、それほど衝撃が強かったのだ。
布団の中に潜っていると眠ってしまっていた。30−40分程度眠ったのだろうか、雨はやみ、外は薄暗くなっていた。夕食までにはまだ早かったので、千絵は涙を拭きながら、気分を変えようとキッチンに紅茶を入れに行った。彩子は、出かけたきりまだ帰ってきてなかった。
キッチンで、お湯を沸かしている間に、ティーパックを探すが、普段しないので、すぐに見つけることが出来なかった。
「あ、あった」
やっと見つけることが出来、コップにそのティーパックを入れた。まだ目の下には涙が残っていた。その頃丁度お湯が沸いたので、お湯を入れながら、パパのことを思い出していた。パパは今頃、どうしているのかな。不安でならなかった。
「熱い!」
キッチンから、千絵の叫び声が聞こえると、寝室にいたママは慌てて走り寄ってきた。
「どうしたの?」
千絵は情けなそうな表情をして返事がなかった。ママが見ると千絵の足は赤く腫れ上がり、一部皮がむけていた。
「なにやってるの。早く病院に行かないと!」
ママは慌てていたが、その間も千絵はボーと突っ立て居た。とりあえず応急処置として、足を水で冷やした。
「歩ける?」
「うん」
「車だすから、外で待っていて」
千絵は悲しかった。やけどした部分がひりひり痛む。しかし悲しかったのは、そんな事ではなかった。自分の不運の連続の人生、思い通りに行かない人生に対して悲しくなっていた。そして悩み暗くなるから、また更なる悲劇を呼ぶことになるが、そのことには気づいてなかった。
「こんな自分なんか死ねばいいのよ」
いつの頃からか自分を卑下するようになっていた。10歳を過ぎてからは、何一ついい事はない。逆に悪い事ばかりの人生。悲しくなって、死のうと考えた事は何度もある。しかしいつかパパが迎えに来てくれると、それだけを希望に耐えていたのだ。
千絵が病院に行き、帰ってきた頃に彩子も帰ってきた。
「ただいま。えー、どうしたの」
千絵が足に包帯が巻かれているのを見て、ビックリした。
「やけどしたのよ!」
ママは情けなそうな表情をして、彩子の方を見た。
「大丈夫?」
彩子は心配そうにしたが、千絵は自分が情けなく、暗く、うつむいていた。
2人は朝食を済ますと、慌ててリビングに置いた鞄を持ち、玄関を出ようとしていたとき、ママが近づいてきた。
「今日は、お弁当作れなかったから、食堂で食べて」
2人の手に500円づつを渡した。
「ありがとう」
千絵はお礼を言った。足には、まだ痛いたげに包帯が巻かれていた。ヒリヒリ痛むと共に自分が情けなく感じてくる。
遅刻しそうだったので急いで学校に向かった。夏用の紺の制服を着て、日差しが地面に落ちる坂道を走り、朝から暑かった。
2人は同じクラスで授業を受けていた。午前中の授業も終わり、昼休みのチャイムが鳴ると、彩子は急いで教科書を片づけ、千絵の席まで来た。
「千絵、パン買いに行こ」
「私いい」
千絵は首をたれたままで答えた。
「500円貰ったでしょ」
「私、食欲ないから」
「どこか、調子悪いの?じゃー、私1人で買ってくる」
千絵は昨日のやけどの事で落ち込んでいると思っていたので、あまり強く言わなかった。しかし彩子が食堂に向かうと、千絵は嬉しそうにした。
「これで、やっと新しい服が買える。服3着しか持ってないから嬉しい」
千絵はお腹が空いているのを我慢して、少しずつお金を貯めていたのだ。周りの生徒がお弁当を食べている姿を見ると、我慢するのは少し辛かったので、俯(うつむ)いてジーと座っていた。最近の千絵は、頭をたれ、俯いていることが多い。
暫くすると、彩子が引き返してきた。
「ねー、100円貸して」
「え!」
「今度返すから、100円だけ貸して」
「絶対よ!」
千絵は顔を上げると、少し怒っていた。服が買えると思って楽しみにしていていたのに、彩子の今までの行動を考えると、本当にお金を返してくれるか信用出来なかったのだ。
彩子がパンを買って戻ってくると、机を囲んで仲のいい友達5人で食事をしている。千絵は、その中には入らず、すぐ横で椅子に座ったまま、俯いて、暗かった。
「だけど、佐々木君カッコいいね」
「私は、どうも思わないけどね」
千絵は女の子どうしの会話を、横で聞いていた。小学生の頃は千絵と彩子は仲良く姉妹のようだったが、中学になった頃から変わりだし、彩子は行動的で友達も多いが、千絵はどんどん暗くなり友達の輪に入らなくなってきた。不幸になった事への辛さ、後藤家への遠慮、彩子の我が儘など色々な要素が集まり、10歳の頃までは、あんなに明るかったのに、今ではそれを見る影もない。
そのとき千絵のお腹が鳴った。お腹に手をやり、顔を赤らめ、誰かに気づかれてないか、周りをキョロキョロしたが、誰も気づかれてなかったので安心した。
「それより、もうすぐ夏休みよ」
「やったー、私したいことが一杯あるのよ」
「私は、親とフランスに行くの」 「いいな。彩子は?」
「私の所は、パパが忙しいから、今年も無理みたい」
その話しを聞きながら千絵は家族と年に1回行っていた旅行を思い出した。そう言えば、あれから旅行に行ってないなと思った。
9歳の時に行った、伊勢が懐かしかった。あの頃は楽しかったな。将来に対しての不安も何も無かった。パパもママもいたし、毎日が楽しかった。いつも幸せで、今こんな生活をするなんて夢にも思っていなかった。その頃の事を思い出しながら、泣きそうになっている涙を必死に堪えた。
「あの頃に戻れるなら戻りたい。そしてもう一度やり直したい」
そう考えていると、どんどん暗くなっていき、一筋の涙が頬をつたった。周りに気づかれないように頬の涙を手で拭った。
2人は中学3年生になっていた。リビングで革張りのソファーに座り、仲良く勉強していると、ママはキッチンからケーキと紅茶をお盆に載せて、運んできてくれた。
「頑張ってるね」
そう言うとケーキと紅茶を置いて、出て行った。彩子は鉛筆をテーブルに置くと、
「ケーキ食べよう」
彩子は千絵に笑顔で言った。
「うん」
千絵がケーキにホークを入れ、食べようとすると、彩子が言った。
「そっちの方が大きそう」
「えー、一緒よ」
「絶対、そっちの方が大きいよ」
「一緒よ」
「交換して」
「あなたいつも私の欲しがるのね」
「私のって、どっちも私のママが買ってきたんじゃない。あんたのママ死んだんでしょ」
そう言われると、千絵はホークを置き、泣き出した。彩子の言う事は正論だが、一番触れて欲しくない事だった。千絵は昔の思い出が走馬燈のように蘇ってきた。病院で死んだ母の顔を見たときの事が思い出され、その日の夜パパと公園で寝たこと、次の日お腹が空いているのを我慢して三宮まで歩いたこと、後藤家の庭で寝て、それがばれたときはドキッとしたが、その後食事を戴いたときは嬉しかった。そしてママに次いで、パパも出て行き、自分1人になった事が思いだされ、涙が溢れてきた。この年で両親がいない、その悲しみを彩子は体験してないので、千絵の気持ちをくみ取る事が出来なかったのだ。
千絵は泣きながら、走って自分の部屋に戻った。交代に、ママは騒ぎに気づき飛んできた。
「どうしたの?」
彩子が膨れている顔を見て、ママは喧嘩したのだろうと察した。
「何言ったの?」
「あの子がケーキ交換してくれないから、あなたのママ死んだんでしょって言ったら、泣き出したのよ」
「それは言っては行けない事よ。あの子に謝りなさい」
「交換してくれない、あの子が悪いのよ」
彩子はふて腐れていた。
「私、あの子と一緒に住むの、もう嫌」
「そんなこと言わないの。あの子はね、幸せに暮らしてたんだけど、ある日パパが人の借金を背負うことになって、家を追い出されたのよ。そして安いアパートで住んでいたら、ママはカビにやられて死んでしまったの。そしてパパも出て行って、行く当てがないのよ」
ママは彩子に諭(さと)すように叱った。
「あなたが同じ立場なら、どう思う?」
彩子は、それには返事をしなかった。
「可愛そうな子なのよ。パパが戻ってくるまでは、一緒に仲良くしなさい」
声に出さずに、渋々納得した。
「判ったら、謝りに行こ」
優しく諭し、2階に上がると千絵の部屋のドアをノックした。
「はい」
千絵は泣きながら、返事をした。ドアを開けると、千絵はベットの中でうずくまっていて、背中を丸くし、体を震わせて泣いていた。
「さっきはご免ね。この子がわがままばかり言うから」
布団をかぶったまま、顔を出さなかった。布団の中からは、千絵の引きつりながら泣いている声が聞こえた。
「ほら謝りなさい、彩子」
「ご免ね、千絵ちゃん」
「うん」
声を引きつりながら返事をした。
「ちゃんと仲直りして」
彩子は黙っていた。そこで母は、助け船を出し、仲直りもかねた提案をした。
「今度の日曜日、仲直りに遊園地でも行こ」
「ほんと!」 喜んだのは彩子だった。
「今まではパパが忙しく、あまり遊びに連れて行ってあげれなかったけど、今度は本当に行こう」
その言葉に効果あったのか、千絵は布団から顔を見せ、引きつりを抑え、泣くのをやめた。
「彩子のこと、許してあげてね」
「うん」
涙を拭いながら返事した。
千絵は夜、机に向かい勉強していた。小学生の頃アパートで勉強する癖が付き、友達も居ないし、豪邸暮らしですることもないので、勉強ばかりするようになった。だから成績も良かった。
「コンコン」
部屋のドアをノックする音が聞こえた。
「はい!」
ママが入って来た。
「さっきはご免ね。もう、遅いから寝て、また明日しなさい」
「はい」
千絵はさっきのことは気にしてないように、明るく振る舞った。ママは優しく接してくれて嬉しい。しかし本当のママのようにうち解ける事が出来なかった。当然と言えば、当然なんだが、それが寂しく感じた。
ママは千絵が気にしているんじゃないかと、気にしていた。ママが出て行き、勉強をやめて、ベットに入ると、遊園地に行く約束を思い出した。
「そう言えば、パパと最後に、ディズニーランドに行く約束したよね。借金で行けなくなったけど。その頃から歯車が狂いだして、私は不幸になっていったのね」
嫌な事を思い出し憂鬱になった。
「今頃パパ、どこに行ったのかな。早く迎えに来てくれないかな」
今生きているのが辛い。辛くなると、パパのことばかり考えてしまう。今日、彩子に「ママ死んだでしょ」と言われたことを思い出し、また泣けてきた。
「パパ、早く戻って来て」
そう言うと、涙が溢れてきた。
日曜日は待ちに待った遊園地に遊びに行く日。2人は始終、はしゃいでいた。あの日喧嘩をしたが、普段は本当は仲がいいのだ。2人は走り出したジェットコースターの一番前の席に座っていた。千絵も久しぶりに明るさを取り戻していた。
「きゃー」
ジェットコースターが加速して走ると、風で髪が後ろになびいていた。2人はキャー、キャー言いながら、笑顔を見せていた。
ジェットコースターが1周して戻ってくると、お互い見つめ合って、笑顔を見せた。
「ジェットコースター、楽しかったね」
2人は最高の笑顔を見せた。千絵も久しぶりに笑顔を見せていた。根は明るい子なのだ。
「次はあれ乗ろう」
彩子が言い、走り出すと、千絵も同じように走り出した。
「ちょっと待って」
ママは後から必死に追っかけてきたが、2人にはママの声が耳に入ってなかった。2人は始終笑顔で、長い事、一緒に住んでいるので、歩き方、笑うタイミングなども同じで、姉妹のように似てきていた。
彩子は売店でアメリカンドックを2本買うと、千絵の所まで持ってきた。
「千絵ちゃん、これ」
「ありがとう」
この前の喧嘩の事を嘘のように忘れ去り、笑顔を見せた。母も2人の笑顔を見て、安心すると共に、幸せを感じていた。外は春の風が吹き、桜もちらほら咲いていた。2人とも、おしゃれな白の服を着て、気分は春だった。
「まだ、乗りたい物が一杯あるよ」
「私も一杯乗りたい」
3人で観覧車に乗り、千絵と彩子は立って外を眺めていた。
「座りなさい」
ママは高所恐怖症だったので、2人が歩いているだけで、怖かった。2人はそんなことお構いなしに、はしゃいでいた。
「千絵、海が見える」
「ほんと、綺麗」
「ママ、家どっちの方?」
「ちょっと静かにして、歩くと落ちるよ」
「大丈夫よ。ねー」 「ねー」
2人は笑顔で見つめ合った。
千絵にとって久しぶりの楽しい時間を過ごし、本当に久しぶりに楽しく思った。小学生の頃の明るさを取り戻し、嫌な事など全てを忘れる事が出来た。しかし楽しかったのも、このときだけだった。また暗い性格に戻ったのだ。
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|
6へつづく |
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